無料ソフトを使っての、データのバックアップをとる方法・復元方法をご紹介します。
パソコンは、急に故障がすることもあります。
大事なデータが消てしまう前に、バックアップをとっておきましょう!
紹介するソフトは、Windows(10/8/7/Vista/XP)対応となっています。Macには対応していません。
バックアップを取る方法【Windows】
無料のソフトを利用して、バックアップをとります。復元もこのソフトから行うことができます。
今回はMiniTool社の「ShadowMaker」を使用します。
ダウンロードは、下記のURLから「今すぐお試し」を押すと開始されます。
→ https://jp.minitool.com/backup/system-backup.html
その中のソフトを利用しているユーザーには、adidasやNASAなどが挙げられます。(すごい)
このソフトは、定期的にバックアップを取る機能があります。
バックアップをとるのは、意識しないと忘れてしまうので、非常に強力な機能です。
また、容量の大きいバックアップとなると時間がかかってしまいますが、自動シャットダウン機能がありますので、お出かけ前・就寝前など空き時間を有効活用できます!
ShadowMakerのインストール
非常に簡単です。
1,ダウンロードしたsm-free-online.exeを起動
2,「今すぐインストール」を押す
3,「インストールが完了」と表示されたら終了です。
→続けて、バックアップをとるので「今すぐ開始」を押してください。
言語の変更(英語→日本語)
右上にある、「三」→「Language」→「Japanese」を押します。
「Japanese」を押すと、英語で下記のメッセージが表示されます。
メッセージの内容を要約すると、「変更を適用するには、ソフトを再起動してください」となります。
なので、右上の「×」ボタンを押して、ソフトを終了しましょう。そして、ソフトを起動してください。画面全体が日本語に変わります。
バックアップをとろう
Shadow Maker画面上部にある「バックアップ」を押します。
すると下記の画面のようになります。
左がバックアップ対象で、右がバックアップ保存先です。
それぞれ、押して選択しましょう。
今回は、HDDやSSDのディスク内まるごとバックアップする方法で進めます。ファイル・フォルダでも同様の操作となります。
まずは、左の「ディスクとパーティション」をクリックします。
すると、下画像のような画面がでますので、上の「ディスクとパーティション」を押します。
そして、バックアップしたいディスクにチェックを入れて選択しましょう。複数選択できます。選択できたら画面下にある「OK」を押しましょう。先程の画面に戻ります。
つまり、今使っているパソコンのデータをバックアップしたい場合は、Cドライブを選択します。
次に、バックアップの保存先を選択します。
右の「宛先フォルダー」を押します。
下のような画面が開かれますので、保存先を選択します。
ダブルクリックすれば、フォルダ(階層)を潜っていきます。
画面下部にある「OK」を押すと、フォルダを決定します。
保存先のHDDやSSDが手元になければ、USBメモリやSDカードでも代用できます。
オプションを設定しよう
使える主な機能はこちらになります。(一部のみ記載)
- ファイルサイズの圧縮(サイズを小さくする)
- 終了後にシャットダウン
- バックアップファイルにパスワードを設定する
- コメント機能
オプションを設定するには、画面下部にある「オプション」を押します。
設定方法は、シンプルな操作ですので、説明は割愛します。
復元する際に、何のデータかわかるようにコメントしましょう。
以下より、バックアップをとる操作の説明を再開します。
画面下部にある「今すぐバックアップ」を押しましょう。
確認のメッセージが表示されるので、「はい」を押します。
完了したら、下画像のように緑で表示されます。
これで、無事バックアップは完了です!
非常にシンプルで簡単ですね!
バックアップからデータを復元する
画面上部の①「復元」を押します。
すると、バックアップ一覧がありますので、復元したいものを選び②「復元」を押します。
すると、バックアップの一覧が表示されます。
どのバックアップを使用して復元するか選択し、「次へ」を押します。
下の「ドライブイメージの復元ウィザード」画面は、通常「次へ」を押して問題ありません。(HDDが故障し、新しいHDDに復元する場合を想定したとき)
MBRおよびトラック0:OSをバックアップした場合はチェックを入れてください。起動するようになります。
システム予約済み~:通常はドライブ名が表示されます。例:「Windows,(C:)」
次に、どこへ復元させるか(復元先)を選択します。
通常、新しいHDDなどを選択します。メーカー名なども見えています。間違えないようにしましょう。
上記手順で「次へ」を押すと、下記のようなメッセージが表示されます。
続行しますか?
上書きで問題ないのであれば、「OK」を押します。
すると、復元が開始されますので待ちましょう。
途中から、復元が完了したらシャットダウンをするかどうかの設定を、画面下部にあるチェックボックスから変更できます。
下画像のように「操作は正常に完了しました。」と出たら、終了です。
完了したので、実際に復元されたかどうか確認しましょう!
復元についての説明は以上です。
定期的にバックアップを保存する方法
画面上部の「バックアップ」を押して、画面下部にある「スケジュール」を押します。
下のように「スケジュール設定」画面が開かれるので、
左下の「オン」を押しましょう。(オフの状態から、オンの状態に切り替えます)
あとは、お好みで設定して、「OK」を押しましょう。
スケジュール設定語、画面上部にある「管理」を見てみると、次回のバックアップ日時が表示されるようになります。
スケジュールを変更するには、「三」を押して「スケジュールを編集」を押しましょう。
スケジュールを組んでおけば、ShadowMakerを起動しなくてもバックアップがとれます!ホントに便利な機能です。
実際に使ってみての感想
画面構成がシンプル
画面構成はシンプルなので、使いやすかったです。
この手のソフトは、ややこしいものも多いので見た目がシンプルなだけで、とっつきやすいです。
スケジュール機能が強すぎる
普通にスケジュール機能を使えるだけでも、かなり強いのだが、アイデア次第で最強の機能になりそうです。
例えば、私は趣味でプログラミングを行うのですが、ファイルは日々更新します。このように日々更新するファイル・フォルダを、ShadowMakerにバックアップをとってもらうことができます。自ら、意識してバックアップを取らなくて良いので非常に便利です。
2回目以降は起動する必要がない
スケジュールを組んでおけば、起動していなくてもバックアップがとれました。
いちいちソフトを起動して、操作するのも面倒ですからね。面倒くさがり屋の私には、もってこいです。
すべての機能を紹介できていませんが、無料で使える機能は多かったです。ぜひお試しあれ!
コメント